不妊治療記⑥【男性不妊編】〜37歳不妊治療への道〜
Hi‼︎ここぱんだです。
バスを待っている10分弱の間に、8箇所蚊に刺されました…
【不妊治療⑥ 〜精索静脈瘤〜】
人工授精後、私たちは大きく動き始めました。
そうです。Jが病院に行ったのです。
人工授精をした2日後の月曜日には泌尿器科を受診していました。
やると決めたらJの行動力はすごいなあ。
泌尿器科に行ってこれまでの経緯を伝えたところ、ある大学病院を紹介されたのですが、予約は1ヶ月前の1日から開始されるということでした。
4月1日に電話し、5月9日に受診することになったのでした。
1ヶ月先ではあるけれど、これは私たちにとって大きな一歩となりました。
紹介状は、婦人科から出してもらいました。
☆受診結果☆
東邦大学医療センター大森病院 リプロダクションセンター(泌尿器科)
Jが紹介され、今後、夫婦で通うことになる病院です。
リプロダクションセンターは、不妊治療に特化した科のようで、泌尿器科と婦人科があります。
女性の不妊治療の病院は多いのですが、男性の不妊治療の病院は限られていることと、また、顕微授精ができるところも限られているようなので、私も同じ病院に通うことにしました。
Jはまず初診でできるだけの検査をしました。
触診・エコー・採尿・採血・男性ホルモン・染色体・精液検査…まさに検査のフルコースです。
初診の結果、エコー検査で精索静脈瘤と診断されました。
太い血管があるらしく、いきむと血液が精巣に逆流し温められることで、精子の量が少なく、質が悪くなる、とのことです。
実際、精液検査では、精子の数が少ない・運動率が低いという結果でした。
☆精索静脈瘤手術へ☆
精索静脈瘤を治すには、手術が必要ということで、Jは日帰りでできる手術を受けました。
保険適用外のため高額…¥350000くらいだとか。
高い。。
手術によって改善される人は30〜40%のようです。
手術したからといって、必ず良くなるとは言えない数字ですが、改善される方法がこれであれば、やるという選択肢しか、私たちにはありません。
☆精索静脈瘤手術☆
令和元年6月2日(日)11時〜
場所は銀座というだけあって、とてもキレイなビルの中にありました。
手術の間、私は銀ブラ。
ちょうど今月ボーナスも出るし、自分へのご褒美♡と気になっていたお財布を購入♪
用事でもないと銀座に来ない私は、銀座のユニクロ前の中国人の大行列に驚きつつ、銀座を堪能しよう♬と思っていた矢先、手術終了の連絡が来て私の銀ブラも終了しました。
部分麻酔で、手術中も意識はしっかりあり、スマホをいじれたから…と、Jは手術の映像をスマホで録画してました。
患者に映像を見せて説明をしながら手術してくれたようで、切って縫って…血管も見えて…血が出ている…
片目を瞑りたくなるような結構グロテスクな映像でした。。
ただ、映像では大きく見えるけど、実際の傷口は小さく、それを躊躇うことなく針と糸で手早く縫っていく…
やはり医者はすごいなあと感心する映像でした。
約1時間の手術で、切って縫って、そしてすぐに歩いて帰れるというのもすごいなと思いました。
とは言っても、やはり歩くのはしんどそう…
傷口はラップのような強力なシールを貼って固めており、さらにその上から丸めたガーゼで傷口を圧迫しているようで、ひょこひょこ歩いていました。
1週間ほど運動も禁止だそうです。
術後の経過観察で、3ヶ月後に再検査をします。
Jの手術から1ヶ月後、私の初診日が決まりました。