不妊治療記(24)【移植編ー融解胚移植ー】〜37歳妊娠への道〜
Hi‼︎ここぱんだです。
移植前、Jと、よく行くスタバに行きました。
店内には、私たちの結婚式で使用した曲が流れ、密かに幸せな気分に浸っていました。
音楽はいいですね!
たまに行く定食屋は、いつも90年代のナツメロが流れており、行くと曲を聴きながら当時の思い出に浸ります。
【不妊治療(24)〜融解胚移植〜】
※融解胚移植について、赤裸々に語っています。
途中、シモの話が出てきますので、お食事中の方はご注意ください。
☆融解胚移植当日☆
令和元年10月15日(火)
今日はついに、融解胚移植です!
前日は0時前にベッドに入り、しっかり睡眠。
朝の目覚めもバッチリ!?
【本日のスケジュール】
7:30 起床
7:40 膣錠
9:30 出発
10:00 スタバで朝食
12:00 病院の培養室に電話(胚移植の可否確認※1)
13:00 病院へ向かう
14:00 採血
リプロダクションセンターへ
尿がたまったら、受付へ。※2
14:30 胚移植
体を休めた後、診察して終了
採卵の時は
・当日は起床後から絶飲絶食(チョコなど口にできたのは、採卵1時間後)
・化粧NG
・マニキュアNG
・コンタクトNG
などなど制限がありましたが、
胚移植は、食事・衣服等制限は一切ありませんでした。
☆12:00 胚移植の可否確認☆
午前中、胚移植をした方達のブログを読んでいたら
急に緊張してきました。。
5分前に、いそいそとメモと診察カードを用意し、
「電話してくる」
とJに告げ、誰もいないテラス席に移動。
時計と睨めっこしながら、11:59にフライング気味に病院に電話。
培養室につないでもらうと、男性が出ました。
「本日胚移植を受けるここぱんだです」
『胚移植の確認ですね。お名前を確認させてください』
「ここぱんだです」
『ここぱんださんですね。
予定通り移植可能です。
水分を多くとって、尿をためてきてください』
「はい。ありがとうございます」
よかったー!!
移植できない可能性もあるということだったので
ちょっと心配でもありました。
ああでも、よかった!
とりあえずは、第一関門突破です。
このあとのミッションは、
尿をためつつ病院に行くこと。
他の方のブログによると、
移植後もOKがでるまでトイレに行けないとか。。
ためすぎても不安だし、いい加減がわからない…
とりあえずスタバを出る前にトイレに行き、
電車に乗る前にセブンで烏龍茶を買い、
飲みながら病院へと向かいました。
☆胚移植は尿意との戦い!!☆
駅に着いた時から、
「トイレに行きたい!!」
尿をためるってどのくらい!?
この状態で私はがまんできるか!?
もう、トイレのことで頭はいっぱい。
Jの「出してもすぐにたまるよ」
という言葉に背中を押され、
途中でもう一本お茶を購入し、病院に向かいました。
14:00 病院着
受付を済ませると、採血の前にトイレへ。
ちょこっとだけ…
なんてできるわけもなく、ためたものは全てトイレに流れました。。
採血は全くと言っていいほど人はおらず、すぐに呼ばれました。
たまらないまま、リプロダクションセンターに向かいます。
時間は14:10。
『おしっこのたまり具合はいかがですか?』
まさか、
「今さっき出してきました!」
とは言えず…
「もう少しです!!」
と強がってみる。
待合室で、2本目のお茶をちょいがぶ飲み。
「お、意外とすぐいけるかも♪」
ただ、やはりいい加減がわからない…
「いけるか?」と思って立ってみては、着席してを2回ほど繰り返す。
メモリがあればいいのに!!
14:20「よし、行こう!」受付に声をかけました。
わずか10分。
なんだ、すぐたまるもんですね。
安堵したのも束の間。
本当にきつかったのはここからでした…
14:25処置室へ。
下を脱いでバスタオル巻いてベッドに横になります。
ナースの方が、下腹部に冷たいジェルを塗り、エコーを確認します。
この時点で、再び猛烈な尿意が!!
「すでにきついです。。」
『そうですよね、トイレ我慢するのがきついですよね。
おかげで、量はいい感じですよ。
もうすぐ先生来ますから、我慢してくださいね。
終わったらすぐトイレいけますからね』
終わったらすぐにいけるという言葉に安心しても、尿意は止まりません。
ベッドに横になっているので、姿勢を保ちつつ、我慢します。
1人になると、我慢すればするほど、最悪の状態が頭をよぎります。
戻ってきたナースの方に
「やばいです。そそうしてしまったらどうしましょう…」
とにかくしゃべっていないと辛い状態。
『大丈夫だと思います。
…ただ、いざとなったらいいですよ』
ナースの方、苦笑い。
早く、はやく先生!!
数分が長く感じました。
なんだかんだ、10分近く待ったと思います。
14:35 ようやく先生登場!
いつもの先生とは違う女医さん。
私に、凍結融解胚移植の結果の用紙を見せてから
すぐに胚移植が始まります。
ナースの方が、下腹部を強めに押してきます。
ああ!そんなに押さないで。。
先生『消毒します』
消毒したのち、再びいなくなってしまう先生。
ナース『今、細いカテーテルが入りました。
今痛くなければ大丈夫だと思います。
先生が本番のカテーテルに胚を入れてきます。
少しの培養液と一緒に胚を移植します。』
まだ…まだなのね…
私は尿意と奮闘中。。
先生は戻ってくると、すぐにカテーテルを挿入。
そこからはあっという間でした。
痛みも一切なく、いつもの診察と同じ印象。
終わってみると、一分一秒を争っていた尿意は
スッと引きました。
トイレに駆け込むこともなく、
着替えて、荷物をリカバリールームに置いてから行こうかな
と思えるくらい。
こうして、いろんな意味で
無事に私の戦い…いや、胚移植を終えました。
時間は14:40。
胚移植自体は、わずか5分程度だったと思います。
トイレに寄ってスッキリしてからリカバリールームに向かいました。
ここからJと合流です。
Jには、胚移植での壮絶な戦いについて話します。
嫁のトイレ事情にはさほど興味がないのか、
途中から気持ちはスマホに向かっていました。
20分ほどリカバリールームで休んだあと、待合室で診察の順番待ち。
午後もかなり混んでるねーと話しながら、
ここから1時間待ちました。
診察では、問題なく移植できたという話を聞きました。
☆今回の融解胚移植の受精胚☆
※融解胚の写真を載せます。
今回私が移植した受精胚は、4AA。
融解胚の写真
⬇︎⬇︎
移植前に先生から頂いた凍結融解胚移植の結果にも、4AAと書いていましたが、先生曰く、
5AAだ
と。
成長したようです。
うれしい限りです!
そして、その5AA受精胚に
アシステッドハッチング!!
これは、期待したい!
けど、期待しすぎるのも…
3割、3割…
と自分に言い聞かせて、
はやる気持ちを落ち着かせます。
今回、幸運にもとても条件がよいだけに、
悲しい結果だったら自分の気持ちを保てるかどうか。。
いやいや、でもでも、
30%、30%…
とりあえずは、体に良い生活を!
帰りに葉酸サプリを購入し、帰りました。
本日のお会計
検査 ¥8270
(医療外)
融解胚移植¥60000
アシステッドハッチング¥20000
再診料¥1090
計¥90,020(税込)
合計 ¥98,290