不妊治療記③【精液検査】 〜37歳不妊治療への道〜
Hi !ここぱんだです。
急に暑くなりました。ここ数日30度超え。
さらに台風の影響で、風は強いし、湿気がすごい。。
台風が去ったら、本格的な夏が始まりそうです。
【不妊治療③ 〜男性不妊〜】
避妊期間が明けた頃、婦人科の医師より
『精液検査受けてみる?』
と話がありました。
妊娠に向けてこれから、というときだったので、特に不妊を疑っていたこともなく、医師としても、私の年齢を考えての提案だったように思います。
やるかやらないかは、J本人と決めることなので、やらないかもしれないけど、説明を聞き、容器を受け取って帰りました。
自宅に帰ってJに説明すると、躊躇うことなく「わかった」との返事だったので、次回私の通院日にJの精液検査もすることにしました。
☆2018年5月 精液検査☆
自宅から病院までは1時間弱。
専用の容器に入れ、人肌の温度を保つよう、容器をアルミホイルで包み、さらにその上からタオルを巻いて持って行きました。
病院に着いてすぐに産婦人科の看護師さんに渡します。
1〜2時間ほどで結果が出ました。
呼ばれて行くと、いつもの医師ではない方から説明を受けました。
結果は
・精液に占める精子の数が少ない
・運動率はゼロ
・奇形50%
だったかと思います。
知識がない私でも、これが思わしくない結果だということはわかります。
さらに、初めて会った医師が、眉間にしわを寄せて言葉を選んで話している姿が、余計私を不安にさせました。
そもそも持ってきた精子の量が少なく、検査するのにギリギリだったことと、泌尿器科でもう一度調べることを勧められ、本日の診察は終了しました。
気持ちが沈み、ネットで調べてこれが男性不妊ということだと知りました。
対症法を調べながらも、Jにどうやって伝えよう…と思い、暗い気持ちで帰路についた記憶があります。
☆“結果”の結果…☆
仕事から帰ってきたJが落ち着いたところで話を切り出しました。
検査詳細情報を見ながら、私のつたない報告に、Jは冷静な様子。
夫婦といえど、デリケートな話であるから、と私自身変に言葉を選んでしまったところがあった気がします。
最後に、「量がそもそも少なかったんだって」と私が言うと
「そう思った」という言葉が返ってきました。
実は、検査の前の晩に、タイミングを取っていた私たち。。
検査の数日前から禁欲…とは婦人科から説明はなかったので。。(無知)
J自身、量が少ないと思っていたそうです。
これがよかったのか、悪かったのか。。
「量が少ないから、正確な検査結果ではない」
そう、期待を込めて思い込もうとしていた私がいました。
Jも、この結果を軽く受け止めているように、私には見えました。
それからも、Jは泌尿器科に行く様子はありませんでした。
Jの気持ちを尊重…というと聞こえが良いですが、結局私自身、性のデリケートなことに踏み込むのに躊躇してしまったのと、言いすぎてしつこいと思わせるのが嫌なこと、それによってJが妊活そのものを拒絶したら。。という不安があり、私はこの事実から目を逸らし、私たち夫婦はそのまま数ヶ月過ごしました。