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37歳:不妊治療開始。38歳:出産。39歳:突如として決まった夫の海外赴任に帯同し、1歳児を連れて家族でシンガポールへ。英語が話せない日本人の海外生活。

出産記録⑦ in日赤【入院編(大部屋)】

Hi‼︎ここぱんだです。

ついに私もマイナンバーカードを作りました。

出産前に申請して

約2ヶ月近くかかって出来上がりました。

そして我が子ペコたろーのマイナンバーカードも

できました!

つい先日受け取りに行ってきました。

大人は10年

子どもは5年

の有効期限らしいです。

生後1ヶ月弱のペコたろーの写真。

かわいすぎる♡

5歳になるまでは、この写真のままです。

 

辛かった…産後の入院生活

要因③:大部屋での気疲れ

大部屋だけど。。

私は4人部屋を選択しました。

同じ時期に出産した母親同士

仲良くなれるかも♪

そう期待して。

差額が発生しないことも理由ですが。

 

しかし、蓋を開けてみると…

常にカーテンは閉められていて

互いの姿がまったく見えない。

部屋の中ですれ違うこともない。

廊下ですれ違ったとしても

その人が同室の人かもまったくわからない。。

みんなそれぞれ

我が子と2人で

濃密な時間を過ごしていたのでしょう。

結果、私自身もそうでした。

1おむつ交換

2授乳

3寝かしつけ

4寝ている間に自分も寝る

もうそれでいっぱいいっぱい。

私の場合は

授乳に難ありだったので

授乳から寝かしつけまでに

2時間以上かかることも…

ようやく寝た!

と思ってコットに置いても

数分で泣き出すことなんて

ザラにありました。

ミルクを飲むようになってからは

一回に寝る時間が少し増えましたが

その代わり

寝かしつけてから

・搾乳

・哺乳瓶、搾乳機の洗浄・消毒

この2工程が増えました。

消毒は最低1時間かかるので

どんなに疲れて寝落ちしたくても

寝る前に済ませておかねばならないのです。

ただ洗うだけですが

これすら辛かった…

 

そんなわけで

すぐそばに他の方がいるにもかかわらず

まったく話すこともなく

カーテンで仕切られたわずかなスペースで

毎日

一方通行な会話を

生まれたての子どもとしていました。

 

肩身の狭い大部屋

ペコたろーは

とにかくよく泣いていました。

人一倍…

二倍、三倍…

大きな声で。

小さくかわいい体に似合わず

大きく激しい叫び声。

それはまさしく

ちびっこ怪獣

という表現がぴったりなほど。

あかちゃんが泣くのは当たり前。

それはお互い様

そう思っていました。

しかし…

 

静かすぎる。。

 (うち以外)

 

あれ?

今みんな出かけているかな?

と思うほど

無音。

 

そもそも他の3組とも

泣く頻度が少ない !

その上

泣いても

泣き声はか細く

ふにゃあふにゃあとかわいらしい声。

しかもその泣き声は

長くは続かずすぐ静かになるのです。

 

…なんで?

 

なにが違うんだろう。。

 

聞こえてくる助産師さんとの会話から

向かいのお二人は経産婦のようでした。

なるほど納得。

うまいんだと思います。

あやかし方。

タイミング。

やはり経験者は違う。

お隣さんは私と同じく初産婦のようでしたが

静かでした。

 

そんな中

ちびっこ怪獣ペコたろー参上!

静かだった部屋中に

ペコたろーの泣き声が響き渡ります。

 

ペコたろーは悪くない。

泣くのは当たり前。

お互い様なんだから…

でも…

これはお互い様とは言えるのだろうか…

みんな静かなんだもん。。

これがプレッシャーとなってしまいました。

ペコたろーが泣かないように!

泣いたらすぐに泣きやまさなきゃ!!

私が焦れば焦るほど

ペコたろーの泣き声は大きくなっていき…

他の子の泣き声も聞こえ始め、

ついに部屋に居るのが申し訳なくなり

授乳サロンに向かうようになりました。

最初は部屋でなんとか泣きやまそうとしたのですが

なかなか泣きやまないし

やっと寝た!と思ってコットに置いても

数分後には泣き出してしまう。。

これが続いてくると

部屋で泣きやますことを諦め

ペコたろーが泣き始めたら授乳サロン

というルーティンになっていきました。

 

授乳サロンが自分の居場所

授乳サロンは

24時間明るく

いつもオルゴールの音楽が流れていました。

多い時は5組ほどいることもありましたが

だいたい2、3組。

私たち親子は授乳サロンの常連となっていましたが

授乳サロンに通う人は決まってくるようで

行くといつも同じメンバーだったりします。

理由は人それぞれですが

搾乳したり

ミルクをあげている人が多かったように思います。

 

授乳サロンでの過ごし方にも慣れ

ペコたろーも授乳サロンに行くと落ち着くのか

部屋にいる時よりも寝てくれました。

しかし

部屋に戻ると

再び起きて泣き出してしまう…

やっとベッドで寝れると思ったら

またUターン

本当にこの繰り返しでした。

夜に眠るなんて

ほっとんどできませんでした。

 

私は

夜な夜な

寝不足の疲れた顔で

泣いているペコたろーを乗せたコットを

傷の痛みに耐えながら

暗い廊下を何往復もするのでした。

そのうち

どうせ部屋に戻っても

また泣き出して

すぐに授乳サロンに戻ることになる。

そう思うと

部屋に戻るのも億劫になり

明け方まで授乳サロン

いることもありました。

 

おそらく

私の焦りや不安が

ペコたろーに伝わっていたんじゃないかと思います。

部屋よりも  

授乳サロンやロビーにいる方が

落ち着く。

そうやって

寝る時間がどんどん削られていきました。

 

次回

要因3:大部屋での気疲れ

大部屋から個室へ